仮面ライダーオーズ 44話＆45話

うわーん、カザリとメズールが消滅しちゃったよー！！

欲しても欲しても決して満たされることがないグリードとは、なんて哀しい存在なんでしょう…（涙）　アンクちゃんには幸せになって欲しいだけに、もうここんとこ毎週辛くって仕方がありません。あー、映司、なんとかしてくれよ〜。

まあ、その映司くんもきわめてヤバい状況だしなあ…。「人間（主人公）が人外に」「人外が人間に」近づきつつあるという構図は、自分が初めてハマった平成ライダー「仮面ライダー剣」に一見似ているように見えるかもしれないけど、実際の所それぞれの中心人物の立ち位置が異なるだけに同じような結末を迎えるとは到底思えません。
「剣」の剣崎くんは人外（ジョーカー）である始ちゃんとは戦いたくないという意思を、始ちゃんは人間（天音ちゃん）を守りたいという想いを貫き通したため、あのような物悲しいけどある意味理想に近いラストを迎えることが出来たけれども、オーズの映司・アンクの場合は真っ向から対立してるしなー。彼らの「相対する願い」をまるっと解決する方法がシロートのオイラには思い浮かびませんよ…orz

そもそも、映司・アンクふたりの関係だって、物語の当初とはかなり変化してきている筈なのに*1、そして彼ら自身もココロの奥底で自覚している（と思われる）のに、飽くまで自分たちの立ち位置を崩そうとしない・崩せない・動けないふたりがじれったいというか悲しいというか…。
ホント、アンクちゃんもなにも言わずにお兄ちゃんの体持ってったりせずに、自分が何が欲しいのか映司くんにハッキリ言えばいいのに！！！！　グリードのこと、人間のこと、五感のこと、「完全な存在」のこと、思うままに。そしたら、映司くんにもなんらかの影響なり感情なりを与えることが出来るかもしれないのになー。ふたりともお互いにわかったフリしてないで、言いたいことがあったらちゃんと言葉に表さなきゃダメだよ！　まあ、このふたりの「欲望」がすべての解決に結びつくんでしょうが、まだどう転がるかはにんともかんとも。
やっぱ、そこんとこは来週の殴り愛で何かが伝わる展開になるってことでOKなんでしょーか。拳と拳で語り合って、何かが生まれるのを祈るしかありませんね…（笑）　まー、タジャドル二番の歌詞の通り「2つの願い　ぶつかり合って　奇跡の力　ここに降臨」　することを願いますヨ。

あと、鴻上会長のアレコレについては結局何もわからずに終わってしまいそうですね、残り話数を見る限りでは（笑）　自分、当初は会長が全ての黒幕だと思ってたんですが、今となっては「電王」のオーナーのような設定をおぜん立てする為の重要人物（※但し正体はイマイチ不明）という認識で良かったのかなーと勝手に思っております。

…なんだか久しぶりにつべこべ書いてしまいましたが、要はアンクちゃんに幸せになって欲しい！ってことを吐き出したかっただけです、ハイ。ハッピーエンド…というか、オイラが納得するラストだったら、ブルーレイで全巻揃えてもよろしくってよ、東映さん＆靖子にゃん！（何故か上から目線）
とは言え、44話の知世子さんの言葉で「映司＆アンクの旅立ちENDフラグキター！！！！」と思ったのも確かだったりします。（俺の占いは当たる）あとね、あんだけお子様人気＆おおきいおともだち人気のあるアンクちゃんが悲しいラストを迎えたら、この一年一体何だったのーということになるだろうしなー（笑）　
ともあれ、泣いても笑ってもあと3話。スッキリ出来る終わり方でありますように。ディケイドやカブトのようなラストにはなりませんよーに！！！！

*1:利用し合ってるだけだと言ってるけど、どー考えても＋αのサムシングが生まれてるよねぇ