100万回生きたねこ 1/25 ソワレ
今回、諸事情につき1公演しか観ていないので詳細はアヤシイのですが、それはともかくとして素敵な舞台でした。
「ミュージカル」と銘打っていても歌いまくりのミュージカルではなく、原作は佐野洋子さんの童話なのでとっつきやすく、脚本は日本の新進気鋭演出家たちによるものなので言葉遊びが巧みで、トータル的に見て非常に敷居が低いというかオープンな印象を受けました。
しかしながらとっつきやすいだけでなく、演出家がイスラエルの方たちなので凄くイマジネーションにあふれているというか、変な言い方になるけど「お洒落かわいい」「ウィットに溢れている」演出で、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような夢のような世界でした。自分のお気に入りは、お魚さんです。なんかちょっと映画泥棒っぽい、あのお魚さんがシュールでかわいくって！
未來さんとひかりちゃんも、波長が合うんだよねー。ひかりちゃんがキュートでたまらなくって、未來のとらねこちゃんがなんだか斜にかまえていて流石のきまぐれ猫さんだわ、というハマり具合でした。未來さんは猫派だから、今回の舞台も超・たのしかったんだろーなーと思うとなんだか妙にくやしくなってきます（笑）
個人的には2幕より1幕が好みでした。2幕のつくりがシンプルなぶん、あっという間に終わってしまってちょっとあっけなかったというか。まあ、その辺は好き好きですけどね。
この舞台はBSプレミアムでテレビ放映があるらしいので、忘れずに録画したいと思います。ありがとうNHKさん…！！
