かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 プリンスアイスワールド2012 東京公演 その1

http://www.princehotels.co.jp/iceshow/

エフゲニー・プルシェンコさんが2011年1月のJSOI以来、1年半ぶりに来日するということで7/14・15は「プリンスアイスワールド2012 東京公演」に行ってまいりました。
これを逃すと、今度いつ日本に来てくれるかわからないじゃなーい!!という強迫観念にかられ、14日午前&午後の部がエキサイティングシートで15日午前の部がS席というガッツリ3公演連続鑑賞(笑) 流石に連チャンは疲れましたが、まー、非常に楽しかったので満足であります。
ちなみに、14日午前の部が東EX席の2列目(ショートサイドほぼセンター)・14日午後の部は南EX席の2列目(ロングサイドほぼセンター)・15日午前の部は東S席のほぼセンターでした。列はともかく、ほぼセンターでリンクも狭いということでどこの席もとても見やすかったです。
久しぶりに見るPIWは一昨年よりも群舞も洗練されていて、プリンスメンバースケーターもゲストスケーターもみなさんとっても素敵だったのですが、取り敢えず今は忘れないうちにジェーニャのことだけでも書いてしまおうかと。

ジェーニャが今回披露したプログラムは13日〜15日が「ロクサーヌのタンゴ」、16日のみ「storm」だったので、自分が見られたのはロクサーヌのみ。ストームも好きなのでちょっと(いや、かなり)残念無念状態。次いつナマジェーニャを見られるかわからないし、楽日のチケットも取っておけばよかったー!!と今更後悔することしきりです…。

ま、湿っぽい話はここまでとして(笑)ひさしぶりのジェーニャは、やっぱりさいこーでした〜!!!!!! 正直な話、PIWで披露するのは一時期噂されていた新プロではなくロクサーヌと知った時は「なんだ、ロクサーヌか」と思ったりもしましたけどね。イヤ、だってね、この前のヨーロッパ選手権で演技したロクサーヌは確かに素晴らしかったですけどね、ショーで披露している短縮Ver.のロクサーヌサーキュラーステップがまるっと省略されていてなんだか物足りないんですもの…。
そんなことを思いながらもいざ彼の演技を見たら、そんな些細なこと(?)は吹っ飛んでしまいました。確かに細かい要素要素は潔い程に省略、もしくは簡略化されているのですが、その代り観客に向かってダイレクトに放出される得体のしれないエネルギーのようなものを感じることが出来て。同じプロでここまで「違う」とは…アタマの中ではわかっていたつもりでも、いざ体感するとその方向性の違いが非常に顕著で、それでいてその差異が不思議なことに不快ではないことに我ながら驚きました。

要は、コンペでは「勝つ」ためにエネルギーを注いでいたものをショーにおいては観客に注ぎ込む。それだけの違いなんだと、今回改めて思い知った次第でございます…。2年前のショー行脚の時はついていくのに必死で、そこまで思い至りませんでしたよ!(笑)前者の彼が「ファイター」だとしたら後者の彼は「エンターテナー」であって。自分が今までナマで見たことがあるのは後者の彼だけなので、今度は是非前者の彼を見てみたいです。

…って、なんて抽象的な感想なんだろー(笑)
具体的に言うと3回観た中では、14日午後の部が一番調子が良さそうでした。3Aも入ったし、最後の方のスピン*1もキレキレで、演技後小さくガッツポーズもしてましたし。そうそう、例の「内緒だよポーズ」がなんと丁度自分たちの席の目の前で見られたんですよ!まさかこんな至近距離であの決めポーズ?が見られる日が来ようとは…と、今でもあまり現実感がありません。やはり、いくら免疫が付いたとはいえジェーニャの演技を見ると細かいことは相変わらずぶっとんでしまうものなのね…。
あと、今回ショーでの演技とはいえ、1年半前の病み上がりJSOIの さーびすさーびすう♪ 演技とは一味も二味も違っていたということも付け加えておきます。表情も真剣そのものだったし、ジャンプやらアピールやらも客席のロシア国旗の方を重点的に狙っていたとはいえ、すごーく気合が入ったものが見られました。
この調子を維持して、今季は是非出来るだけコンペに出てもらいたいなー。

※全然ふれあっていないふれあいタイムについては、「その2」にて!!!

*1:ジェーニャ独特のあのスピン