かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 1/15・SOI(昼夜)のプルシェンコさん

http://www.tv-tokyo.co.jp/soi2011/
昨日、STARS ON ICE ジャパンツアー2011(昼&夜公演)に行ってまいりました。生プルシェンコさんは9月上旬のFaOI福井以来で、実に丸4ヶ月ぶり。

やっぱり、ナマのジェーニャは実にいいものだ…!!!!!

と改めて実感した次第です。夏のナマプル摂取率が異常すぎて感覚が麻痺していたけれども、やっぱ、このひと、すんごいわ…!

しかもしかも、今回は赤ベスト(オリンピック)衣装のタンゴ・アモーレですよ?!!一昨年の復帰試合のタンゴでファンになった自分にとってナマタンゴは念願だったので、昼公演でジェーニャが登場した時にはまさしく頭がフットー状態でした(笑) 席ケチるんじゃなかったー!
お陰さまで、ぜーんぜん演技の詳細を覚えておりません! 昼公演は南スタンド1階H3列センター寄りだったのですが、腰振りと中盤のムーディーな体撫で下ろしの振りがほぼ正面で、いやあ、いいもん見せてもろたわ…(オヤジ的表現)という印象が一番強くって(笑) あと、曲がアンガルスクでも使用されていたアコーディオンバージョンでした!アコーディオンのメロディアスな音色、ショーにピッタリでいいわー。
どちらかというと夜より昼公演の方がジャンプの調子は良かったけど、今回のこのプログラムはジャンプ云々と言うよりも全方位のお客さんに大さーびす!のショープロの側面が強くって。あっちでも観客に近づいてアピール、こっちでも観客に近づいてアピール、実に「いつもより多くクネクネネットリしております」状態でした。ジェーニャが近寄るとそこかしこで黄色い悲鳴とロシア国旗が飛び交うという、まあ去年の夏のショーでよく見られた光景がまたまた繰り広げられておりました。ジェーニャ自身も、予想されていた程太っているようには見えず*1非常にご機嫌うるわしく楽しそうに演技されていたので、見ているこちらもとても幸せな気持ちになれました。タンゴアモーレ、盛り上がる本当にいいショープロだよ!

いやー、それにしてもアウェーな筈な北米ショーだったのに、今回もジェーニャに対してファンの熱狂っぷりは凄かったです。自分はプルオタなのでもうすっかり感覚が麻痺しているんだけど、あの、プルの醸し出す異様なオーラと(一部の)観客ヘブン状態について一般の方はどういう感想を持つんだろう…と心配(?)になっていたのですが。昼公演でお隣になったおばさまは「カッコイイ〜」「こっちに来てくれないかな〜」などと旦那さまとお話なさっていたり。夜公演でお隣になったご夫婦は、旦那さまの方が「プルシェンコは別格やわー」などと感心なさっておいでだったので、ちょっと安心いたしました。
プル伝道師・Kさんのお知り合いのお二方もプル初見だったのですが、すっかり魅了されてしまったらしくって。やっぱり、あの観客を支配するカリスマ性は健在…ということでしょうか。それにしても、ショーでイキイキしているジェーニャを見ると、競技プロでの窮屈さを感じてしまう昨今なのですが…いかんいかん、来季こそ復帰してもらわなきゃいけないんだから!

あと着目すべき点は、プルのクネクネっぷりと北米スケーター勢とのギャップは凄かったということ(笑) オリンピックでのタンゴは一部北米でビ●チ呼ばわりされたらしいですが、(競技プロとショープロとの違いがあるとは言え)今回ナマでタンゴを見てみると…うーん、確かにまっとうな男性らしさ*2には欠けるかもなあ…と再認識。北米勢、全体的に足元重視でツルスケの「古きよきアメリカ」っぽい端正な雰囲気を漂わせたスケーター&プログラムが多かったので、ジェーニャのようなクネクネ媚び媚びプロはある意味今回のショーでは特に異端だったのかもしれません。でも、自分は彼に惹かれたのはそういうところだからなあ(笑) おもしろいなあ、異端の王者ってとこが。

ま、プルが出てないとおそらく北米ショーのSOIは行かなかったと思うので(北米スケーターファンの方すみません)、貴重な経験が出来て良かったと思います。今日の楽、盛り上がったでしょうね〜!テレビ放映が楽しみです!

※↑今回購入したミニクリアファイル。左before/右after(笑)

*1:だって4kgオーバーしてるって本人コメントあったからさー

*2:ヤグさんはその点、アメリカ好きのするヒトだったんでしょうねえ…