『文・堺雅人』
今回、堺さんファンの姉と一緒に「蛮幽鬼」を観に行ったのですが(姉はソワレのみ)、その時姉に借りた本がコレです。すんごい読み易かったので、2〜3時間で読んじゃいました。
- 作者: 堺雅人
- 出版社/メーカー: 日本工業新聞社
- 発売日: 2009/08/28
- メディア: 単行本
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俳優さんが書いた本とはいえ、単なるタレント本とは一線を画するデキだと思います。
読み易く、含蓄もありつつ、且つ面白い。自分は、姉程堺さんファンというわけではないので(姉自身ももまだ、あまり作品を観ているわけではないとは言っていたけど)、単なる楽屋話とかエッセイの類だったらあまり興味をそそられない筈なんですが。…いやはや、これが面白いんですよ。文章の組み立て方、参考にしたい位だな〜。
なんというか、自らを客観視出来るひとの文章というか。地に足をつけて生活しつつも、実はドラえもんのようにその足が常に地面から3mm浮いているようなひとなのではないか、そんな印象をこの文章から受けました。
…ホーント、不思議なひとですねえ。未來さんのように、必死に応援する!という気持ちには何故かならない*1のですが、何故か自分好みの作品に出ている割合が高い俳優さんなので、これからもなんとなく作品に触れていければいいなと思ってます。次はクヒオ&ゴールデンスランバーだな!ジェネラル・ルージュもレンタルせねばー。
*1:上川さんと同じ位のスタンスかな〜