かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 蛮幽鬼雑感

昨日に引き続き、グダグダ語ってます。



※以下、ネタバレ&グダグダ語りにつき注意!




正直、期待した程楽しめなかった…という事実に動揺を隠せない自分にびっくり。
好きな俳優さんたちだから、自分の中の期待値を上げすぎてしまったせいだろうか。新感線の文法に慣れてしまったせいだろうか。それとも、楽しめない自分がオカシイんだろうか、作品の見かたを間違ってしまったんだろうか?とずーっと自問自答しています。それより他に悩むことは無いのか!お気楽な人生だな!と思われるかもしれませんが(笑)、こういう性分なんだ、仕方ない!



んで、昨日書いたこと以外で気になったことなど。
やっぱり、映像多用の演出はあまり馴染めません。DVD持ってるくらい好きな「IZO」でも、映像(というかCGのショボさ)にうんざりした記憶がありますが、今回は場面転換・状況説明だけでなく登場人物の感情を表すようなシーン*1も映像で表されていたので…。特に、1回目は2列目という前方席だったので、スクリーンでなにが映されているのかが近すぎてよく見えなかったんだよー(泣)
映画は映画で好きなんだけど、演劇で映画的手法を用いられてもあまりピンとこないな、というのが正直な気持ちです。


後は、「観客目線」のメインキャラクターがいないというのも、イマイチ入り込めなかった理由のひとつかな、と思ったり。シリアスな物語において主人公があまりにも苛烈な運命を背負っているような場合は、やっぱりどこか観客の立場に近い人物が主人公サイドにいないと、主人公に感情移入し辛いような気がします。(少なくとも自分にとっては)
朧のキンタ・IZOのミツなんかは、その辺上手く作用していたな〜。特に今回は“R”シリーズではないので、音楽(=歌)のチカラで観客の感情に訴えかけるということは出来ないんだし。その分もっと明確な「入り口」を設けて欲しかったです。



うーん…ここまで書いてきてなんですが、結局は中島さん描くところのシリアスな「王道物語」が自分の趣味に合わないだけのような気がしてきました(笑) もっとギャグの多い活劇であったり、音楽劇であったりしたら気にならなかったかもしれないけれども。グレンラガン(TV版)もイマイチ肌に合わなかったし、ヒネクレ者の自分にとっては中島さんの世界観が眩し過ぎる(笑)のかもしれません。

そして、もっとも悔しかったのが、中井美穂さんがごえろくのパンフにておっしゃっていたところの「ワンステ・ワン萌え」が果たされなかったことー!(笑) 観る前は、上川さん or 堺さん or 早乙女くん のお三方のどなたかに惚れ込んでしまったらどうしようと思い悩んだりして、いや、むしろ惚れる気マンマンで新橋演舞場に乗り込んで行ったのですが…。結果はまあ、そーゆーことでw
確かにお三方は、どなたも素敵だったんですよ! でもでも、四郎様うるるるとか、ジュニア様&きよしはわわわとか、キンタかわゆすー!とか、イケテツ龍馬キャー!とか、カルマたんもえー!とか、クアトロ様〜がふっ(吐血) という状態*2にはなりませんでした、残念ながら。自分もサジにモエたかったよー(笑)

ま、取り敢えず、来月大阪であと1回は観ると思うので、それまで散々アタマの中をぐるぐるさせておいて、脳内をスッキリさせておきたいと思っとります。「印獣」の席も良かった*3し、こうなったらクドカンに期待するしかない!(笑) 早く秋の京都をぶらぶらしたいなー。

*1:土門が看守を襲う辺りとか

*2:どんな状態だよ!しかも、いっこ新感線とは関係ないよ!

*3:キョードーさんDM先行ありがとうございます