かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 パイパー・1/24ソワレ

NODA・MAP 第14回公演 「パイパー」


http://www.nodamap.com/en/piper/

出演: 作・演出:野田秀樹
出演:松たか子宮沢りえ橋爪功大倉孝二北村有起哉小松和重田中哲司佐藤江梨子/コンドルズ(近藤良平/藤田善宏/山本光二郎/鎌倉道彦/橋爪利博/オクダサトシ)/野田秀樹
★S席1階O列20番代

野田地図を観るのは、これで3作品目*1
一昨年の「ロープ」は、あまりにもストレートな題材&メッセージ性に打ちのめされ。去年の「キル」(再々演)は、言葉遊びに翻弄され。今年の「パイパー」になってようやく、自分の中で野田さんが何を言わんとしているのか、咀嚼出来るようになってきたような気がします…。(遅いよ!)
ていうか、ぬっちゃけ本作品は、ひっじょーにわかりやすかった!言葉遊びも、それほど多用されておらず*2、主演2人の力量も拮抗して見応えがあり、アンサンブルにも近未来の世界観にも驚かされ、観ていて大変楽しい(といっていいのか…)作品でした。
この時代にあって、ラストが前向きなのもいいやね。ラストのスケール感は、「キル」の方が凄かったけど、この「パイパー」は今現在観ることが出来て本当に良かったと思います。


新潮 2009年 02月号 [雑誌]

新潮 2009年 02月号 [雑誌]


↑戯曲が掲載されてる「新潮」なんだけど、とあるセリフが気になったんで書店で探したけど見つからなかったヨ…。

*1:06年の贋作・罪と罰はチケット取ったけど行けなかった…

*2:野田さん独特の言葉遊びはキライじゃないんだけど、脳の処理がトロいオイラには意味を理解するまでに時間がかかる〜