かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 相棒Season3 #12〜13

第12話 予告殺人

薫ちゃんの優しさが光る回でしたねえ。薫ちゃんはホンマに良いオトコや…。美和子、薫ちゃんと別れちゃったのは勿体無かったよなー。(まあ、ヨリもどして結婚してるけど)
何故か、途中まであの被害者支援カウンセラーが犯人だと思ってましたよ。くそう、まんまとひっかかっちゃったぜ。あの真犯人の言い分…ムカつくなあ。でも、ああいう自分勝手な論理を振りかざす人間がはびこる時代になってしまっているんだよね。残念ながら。

第13話 警官殺し

神回キター!!!
いまんとこ、シーズン3の中で「双頭の悪魔」と同じくらい好きだ。名シーン・名セリフばかりで、思わずメモっちゃったよ。

(私は組織の人間だ、という言葉に対して)「だからなんですか」
「君にその覚悟がありますか?」(うなずく薫ちゃん)→「では行きましょう」
「慎まなくて結構」
「警察官を殺すのは警察官なんですねえ」
(たまきさんの言葉に)「僕は信じてますよ」

一番目のセリフはねえ…そう言い切ってしまえる右京さんがやっぱりスゴイというか、オソロシイというか…。2番目のシーンは、「では行きましょう」と踵を返す右京さんに、待ってくださいよう、という感じで付いていく薫ちゃんがいかにも特命係だなっていう風情で、なんか好きです。

鍋をつついている小野田と右京さんのシーンも、鍋と蓋のたとえが、秀逸でイイよなあ〜。小野田といえば、「公衆の面前で正義の味方になってみたくない?」とぬけぬけと刑事部長に向かって言うシーンがいかにも小野田でねえ。もう、この狸オヤジが〜!(はぁと)
それ以外にも珍しく奮起している角田課長とか、刑事部長VS地域部長(ラストの勝ち誇った?ような刑事部長のアングルがもう…)、すっかり特命係の味方♪大河内さんとか、一時間の中でどんだけ中身詰まってるの?!という大変密度の濃い内容で非常に満足しております。今回の脚本の櫻井さんは、シーズン1の「下着泥棒と生きていた死体」でも警察の隠蔽体質をテーマにしておりますが、この手のテーマがお好きなんですかね?私的号泣回の「白い罠」での死刑制度をテーマにした回といい、この方の回も割りとハズレがないなあ。(まあ、時々ハズレもあるけど…)
それにしても…非常に重いテーマだったので、余計にラストの野外でほのぼのランチの特命ふたりに和んだぜ。だって、右京さんニコニコしてるんだもの。くそう、かわいいなあ…。