かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 かんぼーちょーとぼくと、ときどき、亀山くん

12話のかんぼーちょー・右京さん・薫ちゃん3ショットを見ていてふと思ったんですが。小野田かんぼーちょーは右京さんのことを、どうして「お前」呼ばわりするんでしょーかねえ?他の部下にはそんなことないのに。
(小野田にとって)右京さんにあって他の部下にないものっていうと…。ある意味、親愛の情(…似合わね〜)とか?!うーん、そんな生易しいヒトじゃないよな、小野田って。それとも、自分が唯一実力を認めている存在、即ち、唯一思い通りにならない存在、だとか??
正直、まだオイラはシーズン1と2の最初の方ちょろっと(+ときどきSP)、且つ、劇場版しか見てないんで、それらを見た今時点の印象なんだけど。なーんか、小野田と右京さんって、結局は絶対に相容れない立場を取っているクセに、ある意味似たもの同士っぽい感じがするんだよなあ。光と影、ネガとポジ、足して2で割りゃ丁度いいというか。お互いがお互いを利用しあっているというか。
それに対して、右京さんにとって薫ちゃんって存在は、正直どーなんでしょーか。最近のシーズンではすっかり犬に成り果てているというウワサですが(笑)シーズン1を見る限りでは、まだまだ薫ちゃんは右京さんに対して反発心がある感じがするよなあ。(劇場版では…すっかり犬状態だったかも…)
それでも、右京さんが吹き溜まりの特命係に(結果的には)追いやられて、再び光を取り戻すには、薫ちゃんという存在が必要だったんだと思います。右京さんって「正しい」けど、正しいだけじゃ組織の中…というか、ヨノナカでは生きていけないですよね。余りにも澄んだ水の中では、魚は生きていけないってヤツ。
だから、そんな右京さんを理解し、行動を共にしてくれる…というか、行動で示してくれる存在“相棒”が必要だったのかと。よく、ホームズはワトスンに(ある意味)依存している…という話を聞きますが、右京さんと薫ちゃんもその亜種なのかもしれないな。社会的不適合者であるホームズは、いつも自分のことを肯定してくれるワトスンがいるから、その能力を発揮出来るのだとも。
まあ単純に、頭を使わない(失礼!)薫ちゃんだからこそ、その直感的・行動的・感情的な面が、右京さんのニガテな分野をカバーしているとも考えられますがね。
まあともかく、この3人の関係が「相棒」では結構ツボだったりするんで、シーズン7が楽しみです。シーズン6の最終話では、結構気になる展開だったみたいなんで、早くシーズン6もDVDになってほしいっす。