かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 相棒Season1 #12(最終話)

やっとSeason1の最終話まで観られたよー!いよいよSeason2に突入する予定ですが、さて、どーなることやら…。

最終話 午後9時30分の復讐〜特命係、最後の事件

この話の見所は、やっぱり「閣下」の怪演ぶりに尽きますねぇ。長門閣下が池脇ちゃんに背中を拭かせるシーンなんか…あまりのイヤラしさに思わず寒気が。「ぞーさん、ぞーさん」の歌もねえ、正直ぞっとしました。池脇ちゃんを「犬」呼ばわりした辺りの言動も、アレを聞いたら絶対刺したくなること間違いなし!という説得力のあり過ぎる演技で、ある意味天晴れでしたよう。
まああそこまでヒドい外務省幹部もいないとは思いますが…(多分)。相棒のこーゆー所、ああテレ朝放映ドラマだなあとちょろっと思うよ。まあそこが気に入ってるんですがね。
内藤さん演ずる萩原の「命の重み」についての台詞がグッと来ました。もちろん、自殺しようとする萩原を激昂して止める右京さんのシーンもね。

萩:あなた、変わりませんね。
どんな命も皆同じ重みだと思っていらっしゃる。
それが極悪人の命だろうと、誰もが認める善人の命だろうと、命は命。
しかし本当にそうでしょうかね…命に差はありませんか!?
右:ないと…僕は思います。

内藤さん…スゲエなあ。「相棒」のキャストって、レギュラー・ゲスト共に渋め(地味目)の方が多いんだけど、前回のレオさんといい、皆うまーく作品世界にハマってる確立が高いよ。
ラストは、やっぱり小野田のグレーっぷり→飽くまで諦めない特命係のふたり、で締めましたが、この段階ではまだシーズン2を放映する予定は立っていなかったのかな?続くとも、どうとでも取れる終わり方だったので、ちょっと拍子抜け。だって、シーズン2の開始時は確か薫ちゃん、免許センターにいたような気がするんで、てっきり二人とも処分されてラストだったと思ってたんだよー。
<小野田ポイント> 薫ちゃんの服装をめぐってのやりとり、薫ちゃんが捜査一課に戻るという「お願い」のやりとりがツボっす。あ、もちろん最後の閣下についての取引の辺りのグレーっぷりもイカス!

小:悩ましき青年だね。でも、そういうところがいいんだろ、お前は。

だーかーら、何故そういう台詞を吐くかなあ(笑)かんぼーちょーは〜。
それはともかく、シーズン1を締めるにふさわしいエピソードだったと思います。ちょっとすっきりしない終わり方だけどさあ。まあ、あんまり後味良くないエピソード多いしね。
ちなみに、自分的シーズン1トップ5は…

  • 1 右京撃たれる〜特命係15年目の真実(#11)
  • 2 目撃者(#5)
  • 3 殺しのカクテル(#3)
  • 4 午後9時30分の復讐〜特命係、最後の事件(#12)
  • 5 秘密の元アイドル妻(#7)

でっす。なーんか、輿水さん脚本率多いですねえ。最近のシーズンは、輿水さんあまり書かれてないとか。これからシーズン進めてどんどん見てゆく予定ですが、そこがちょっぴり心配です…。