俳優のファンになるということ

誰かのファンになるのは簡単だけど、それをずっと続けていくのは大変なことかもしれない。
自分は、かーなーり飽きっぽいタチなんで、ずーっと誰か特定の芸能人のディープなファンってことはありません。それでも、映画・舞台・テレビなどの媒体で「この人が出るなら見たい」と思える人は2名ほどいます。でも、万事が万事そんなスタンスなんで、自分が「●●さんのファン」って名乗るのはおこがましい気がしてならないんですよ。
だから、熱心なファンの人の情熱にはアタマが下がるというか、すっごく羨ましいです。どうしてそんなに、その情熱を維持出来るんだろうって。自分のような中途半端モンは、俳優さんが出てる作品にすーぐ左右されちゃうんですよね。いくらその俳優さん自身が魅力的でも、やはり良い作品に出演しないとその輝きが失われるような気がします。
まあ、ここで自分が言ってる「良い作品」とは、自分にとっての「良い作品」（＝好みの作品）であってそれが世間と合致するかというと必ずしもそうではないのがモンダイだったりするんですがね…。
なんかごちゃごちゃ書きすぎたきらいがありますが、このエントリで何を言いたかったかというと、要は特撮卒業俳優さんたち、がんばれー！ということだったりします。なんだかんだ言っても、世間的にはまだまだ駆け出しの若人。卒業してまもなくのうちは特撮で演じたキャラ人気もあるけど、ずっとそれで通用するわけじゃないですしねぇ。次から次へと新しい作品・俳優さんたちが輩出されてくるわけですし。
数年ライダーを見てると、やっぱり俳優さんたちのその後のパターンってのはある程度わかってくるもんでして。自分が見てきたパターンでちょっとこれはねぇ…と思うのは、特撮で掴んだファン目当てに小銭稼ぎをさせる事務所だったりします…。本人がやりたくてやってるわけじゃないと思うし、駆け出しなんだから何でもやんなきゃいけないのかもしれないけども、飽くまで「俳優」なんで作品（演技）で勝負して欲しいとつくづく思います。あと、ある程度のバーター出演は仕方ないかと思いますが、余りにもヒドイゴリ押しは萎えるんで、程々にして欲しいですよ…。
今後、電王・ゲキの皆さんたちがどうなるかは本人の努力と事務所のマネージメントと運にかかってくると思いますが。特撮でハマった以上の魅力を発揮して、再びファンにさせるような俳優さんになって欲しいと思います。