かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 犬顔家の一族の陰謀

http://www.vi-shinkansen.co.jp/stage/

サンシャイン劇場にて18日ソワレ観劇。今回はチャンピオン祭り=おポンチというわけで(?!)一回こっきりの観劇となったわけですが、肝心要の席は卒倒するくらい凄かった。だって、ほぼセンター前から2列目だったんだもーん!!見上げればすぐそこに、古田さんが。じゅんさんが。なるしさんが。粟根さんが。聖子さんが。クドカンが。勝地くんが。木野さんが。演技してるわけですよー!これが興奮せずにいられようか!!
内容は、ホントに金と手間をかけたゆる〜いオトナの学芸会(※誉めてます)。前日の「ある夢」がフレッシュな若手ががんばってる舞台だとすれば、こっちはほぼ40代のオトナがカブリモノだったり、下ネタだったり、パロディだったり必死でバカやってる舞台で、そのギャップがちょっと面白かったりして。
今回、タイトルからして「犬神家の一族」と「デスノート」は押さえておいた方がいいかな、とは思ってたけど。あんなにミュージカルとか歌モノのパロがあるとは思ってなかったよ!冒頭、まだ暗いステージ上にシャンデリアらしきものが置いてあるのが見えたんで、「もしや…」と思っていたら、案の定しょっぱなから来たよ「オペラ座の怪人」のパロディ。自分、ミュージカルには詳しくないんだけど、あとは「コーラスライン」「CATS」「JCSS」「エリザベート」などなども。「千の風〜」パロもあったし、歌モノパロディでは右近さん大活躍でしたな。あのお風呂場シーンの右近さん&エマさんは凄かった…(笑)
あと自分的に言いたいことは、登場人物が多いせいで、各人の見せ場というかその辺が散漫になりがちで勿体無かったということかな〜。古田さん・じゅんさん・なるしさんは特に芸達者だからかすっごく勿体無い。小松さん&クドカンは常識人っぽい演技がサマになってました。自分、クドカンのナマ演技は初めてだったんだけど…上手いじゃん!あのひんしょったいガリガリさかげんが(←ぜい肉を分けてあげたい)上手い具合にエセ探偵っぽさを醸し出してましたよ。勝地涼くんは、滑舌もいいし演技も上手いし、周りの濃い面子に負けていない好演っぷりに好感度大でした。サワヤカ玉男もいいんだけれども、個人的には容赦ない桃太郎が好きです。劇団員では、歌の右近さん以外ではさとみさんがオイシイ役どころで、かわいかったなあ。まあ、なんだかんだ言っても役者陣の頂点に立ってたのは木野花さんだったんですけどね。これが、ウワサの木野花パワーか!みたいな。
たったひとつ、悔いの残ることは…金欠でパンフ買えなかったことです。残金がぎりぎりだったもので、つい迷って買わなかったんだけど。すっごく凝ってて良さそうだったのにィ。