かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 キャバレー先行予約

今日、悩みに悩んで「キャバレー」先行の申込みをした。全部当たったら12000×4=48000円かあ…。でも、折角の未來くん舞台だし、サダヲさんも秋山さんもいるし松尾さん演出だし、後悔はしない…と、思う。

そこで、今更だけど映画版「キャバレー」のことなんぞを。

舞台「キャバレー」と映画版「キャバレー」は、登場人物からしてかなり違うらしい。映画版のサリーの相手役は、イギリス人の学生・ブライアンだけど舞台だとアメリカ人のクリフらしいし。今回の松尾版はパルコ公式を見る限りでは、舞台版をベースにしてるっぽいね。また、映画版と舞台版とはエンディングが異なるらしいけど、舞台版の来日公演を観た方の感想を読む限りでは、ラストが結構「衝撃的」らしい。映画版では、これから迫り来る暗い時代を予感しつつもそれなりにまとまったラストだったけど、舞台では一体…!?うう、気になる〜。
それはさておき「キャバレー」映画版のハナシ。舞台は1930年代のドイツ、キャバレーのステージ上では乱痴気騒ぎが繰り広げられる一方、ステージ外ではじわじわ迫り来る時代の影…という描写がサリーとブライアンの恋愛物語の背後でさりげなくも、上手〜く描かれていて。物語の当初はナチスの影響は微々たるものなんだけど、話が進むにつれてその影があからさまになっていき、ラストに到っては…!という描写がホントに上手いというかなんというか。「Tomorrow belong to me」のくだりはちょっとゾクゾクしたよ。
登場人物で特筆すべきは、やはりサリーとMCだよなあ。ライザ・ミネリ演ずるサリーは天真爛漫を絵に描いたようなキュートっぷり。ジョエル・グレイ演ずるMCは…もう、とにかくすんごい。あれは、観てみないとわからんよ。それで、今度の松尾版を考えてみると…MCのサダヲさんはホントにぴったりなんじゃなかろーか。未來くんについては、映画ブライアンと舞台クリフがどう違うのかわからないのでなんとも言えないんだけど…。映画ブライアンはまったく踊ったり歌ったりする要素はない辺りはちょっと心配。でも、仮にも「ミュージカル」と冠するものに、未來くんが出演しておきながら歌ったり踊ったりしないなんてもったいなさすぎるよ。
ま、どシロートが心配しても仕方ないんだけどさ。その辺、制作サイドもわかっててキャスティングしてるとは思うんで、とにかく松尾さんの回復を待って、期待して待つしかあるまい。取り敢えず、チケットが当たりますように〜!!