かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 OUR HOUSE

http://www.g2produce.com/other/ourhouse/

作:ティム・ファース
音楽:マッドネス
演出・翻訳:G2
出演:中川晃教 池田有希子 池田成志 坂元健児 新納慎也 
   入絵加奈子 瀬戸カトリーヌ
   後藤ひろひと 香寿たつき 今井清隆 他


OUR HOUSEの感想書いてたら強制終了の刑が執行されてしまった…ひええ。もうどうにでもしてえ!
まあ。気を取り直して、OUR HOUSE感想をば。もちろん、中川アッキー目当てだったんですが、期待通りアッキーは良かった!マジ可愛くって!自分はアッキーのロンゲ姿しか見たことなかったんで、短髪+学生服姿というのはダブルで刺激が強くてさあ。眼福でした。でも、ミュージカルなのに歌い上げる系の曲があまり無くって、そこんとこは不完全燃焼だったよ。折角のアッキーの美声が勿体無いよ〜。他キャストは期待通り成志さんが芸達者で、群を抜いていたなあ。本人がネタにしていた通り、ティーンエイジャーにはとても見えなかったけどね!(笑)
肝心の作品自体の感想なんだけど…ちょっと残念かな、という点が結構あったりして。先ず、ミュージカルだというのに肝心要の歌詞が聞き取りづらかった!翻訳モノだということを考慮しても、ちょっといただけないんじゃないかなあ。そもそも、昔四季で「オペラ座の怪人」を観た時も思ったんだけど、どうしても海外モノの作品を日本語で上演しようとすると、やっぱりムリが生じてくるような気がするのよね。それに比べると、純日本産のミュージカルって元から日本語歌詞ありきのものなので、分かり易い。音楽座(Rカンパニー)にしても、新感線にしても、歌詞が聞き取れないということはあんまりなかったような。まあ、後者は背景のモニターに歌詞を映したり、上演前、観客に歌詞が載っているリーフレットを渡したりすることが(※メタマクでは。シローでは不明)結構効果的だったような気がするんだけどね。そういう心遣いが、自分含めた観劇初心者には有難かったりするんであって。全ての観客がリピーターだったり楽曲バッチリ知ってるなんて、ミュージカル制作者は思わないでほしいよなあ。世間的に、ミュージカルの敷居が高い気がするのは、そういった所から始まっているような感じがしないでもないよ。
あとは、舞台が海外なんで、文化・歴史的な背景に関してどうしても日本人である自分には判り辛い箇所があるんだよなあ。海外モノである宿命というか。これは、映画「RENT」を観た時も強く感じたことなんだけどね。
といったことをモニョモニョ考えてたんで、どうにもスッキリしない観劇でありましたよ。まあ、自分にとっては1回観れば十分、かな。なんで、回りはスタオベしてたけど、自分はテコでも立ち上がりませんでしたよ。だってこういうことって強要されるものじゃないしさー。お話は面白くないわけじゃないんだけどねー。むしろ、話が面白いだけに勿体無いというか…。