かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 メタルマクベス感想(そのいち)

今のうちに書いておかないと、忘れてしまいそうなので(もう既にアヤシイけど)今更ながら「メタルマクベス」の感想をば。あくまで、自分が観て感じた「雑感」であって、レポとか劇評のような御大層なモノじゃあ決してないんだけどネ!それにしても、ブログにてレポ書かれてる皆様ってスゴイなあ。どうしてそんなに詳細に覚えていられるんだあ〜。
自分が観賞したのは、東京5月26日ソワレ(1階N列下手)・大阪7月1日ソワレ(3階H列上手)&7月2日マチネ(1階E列下手)の計3回でした。
そもそも、新感線の舞台は「SHIROH」(※但しゲキシネ)「吉原御免状」と観てきたので、ま、取り敢えず今回も1回は観るか!なノリで、当初1回のみの鑑賞予定だった筈なんだよー!でも、1回目を観たらどーしても何回も観たい欲求がムラムラと湧き上がり、強引に(半ばイキオイで)大阪行きを決定してしまったという…。それでも、強行軍でも大阪行っておいて良かった!と胸を張っていえるぞ。欲を言うならば、大阪千秋楽も行っておくべきだった…orz ああああ。会社休んで日帰りで大阪行くべきだったー!!バカ!自分のバカバカーッ!!
と、今更ほざいても遅すぎる嘆きはともかく。一言で表すと「楽しい」舞台でした。本当に、こんなに楽しい演劇は初めて観ましたよ。光と音と映像と役者のナマの演技が渾然一体となって、とてつもないパワーが舞台上から発せられているのをまさしく「体感」してしまった瞬間。その場にいられるのがとてつもなく幸福だったんだよ、いやいやマジで。「もー、どーにでもしてーッ!」って感じでさー!!ふんがー!!!
今更だけどあらすじは以下の通り。

時は2206年。
繰り返される戦争によって世界はリセットされ、瓦礫の荒野と化していた。そこには、未来を占う魔女が3人……
日々戦いは繰り返され、絶大な勢力を誇るレスポール王率いるESP軍が、将軍ランダムスター(マクベス)指揮のもと、他の軍を次々と征していた。
そこへ、3人の魔女が現れ、ランダムスターに「ランダムスターこそが未来の国王である」との予言を告げ、1枚のCDを渡す。
それは、1980年代に活躍したへヴィメタルバンド「メタル マクベス」の伝説のCD。歌詞に込められた意味が殺人予告となっており、「メタル マクベス」バンドの人間模様がランダムスターの国王となる道につながる予言となっていた。
やがて夫が国王となる予言を知ったランダムスター夫人は、予言を現実のものとすべく夫をそそのかし、レスポール王の息子レスポールJr.を犯人に仕立て、王を殺すという計画殺人を企てる。
レスポール王から手柄として与えられた領地マホガニー城で、その計画は実行される。ランダムスター夫妻は、ESP軍の勝利を祝う宴を開き、王とその息子、そして友人たちとの喜びの祝宴が幕を閉じた時、事件の幕は切って落とされた。
ためらうランダムスターをけしかける夫人。そして計画は成功し、王を殺した犯人に仕立て上げられたレスポールJr.は、城から逃げ出した。
王を永遠の眠りに導いたことで罪の意識に苛まれ、自分たちの永遠の眠りが奪われてしまったランダムスター夫妻。それでも王となる野心に向かって、突き進んでいく……

あらすじを見る限りでは、めっちゃシリアスに見えるんだけどね…。これでギャグまみれだからスゴイ。しかも割とベタなギャグが多いんで、特に関西人は大喜びだった(ような気がする)よ!まあ、この作品に関しては、大阪で観ておいて正解だったな。何てったって、観客のノリが関東と関西では違う!関西人は、ベタなギャグを思う存分受け止める準備が(素地?)出来ているので、役者さんも本当に伸び伸びと演技が出来ていたような気がする。それが顕著にあらわれていたのが、冠くんとじゅんさんだったんじゃないかなあー。(あー、二人とも関西人だなー)
ああ、次は各キャストさんについて色々書こうと思ったけど今日は眠くてアウト。続きは明日以降ー。