かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 9/9マチネ

http://www.hedwig2012.jp/

色々あって忙しいのですが、9/9のヘドウィグ渋谷公演にはどーにか行ってまいりました。久しぶりの渋谷は暑く、空気が悪うございました…(笑)

設定やら演出の改変については事前に情報を仕入れていたので、特に面食らうことはありませんでした。自分自身、ヘドウィグ映画版を6〜7年前に一度観たきりで過剰な思い入れもないので「これはこれでアリ」かな、と。
もちろん熱狂的なヘドヘッドの方々の反発もわからないでもないです。しかしながら、どんなメディアであれ「商業作品」というものは時代と共に変化してゆく運命だと思っているので、「変わってしまった作品」を嘆くのはあまり建設的ではないかなー、と。
ま、自分も他ジャンルで「変わってしまった作品」について嘆いているのでその点についてはエラそうなことは言えないのですが。相変わらず「変わらない自分」が居るのも、仕方がないことではあるのよね。人間だもの(笑)



本題本題。未來さんのパフォーマンスについては、もう何の申し分もございませんでした。なんつか、6年前に「メタルマクベス」でファンになってから日に日に前進している過程を目の当りにしてきているので、変なハナシ、「よくぞここまで…」と目頭を押さえてしまいたくなるような気分というか(笑)
ホントはこちらはお客さんなんだし、過剰な「親目線」というか「身内目線」っつーのはあまり好まない方なのですが。それでもなお、「すごかった〜!!!!!」と褒めちぎりたい一介のファンと化してしまう、ファンじゃなくとも「すごかった〜」と言いたくなってしまうような熱が彼のパフォーマンスにはありました。

…なんだか全然具体的じゃない感想?ですが、正直、彼がここまで出来るとは思っていませんでした。踊りはともかく、歌についてはシカオさんじゃないけど「役者の歌ではない!」と本当に思ってしまいます。CD欲しい。
飽くなき進歩を、これからも彼の舞台には求めていきたいと心底思います。