かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 仮面ライダーオーズ 第48話(終)

※以下、非常に動揺しているため文章がいつにも増して乱れております。ご了承下さい。


うわーん、アンクちゃんカムバーック!!
今日の午前中は泣きっぱなしでした。こんなに涙がボロボロあふれて止まらないのは、ジェーニャが銀メダル獲った時以来のことです(大真面目)。なんかもー、リアルタイムでテレビ見ててえっ、やだ、マジで、嘘であってくれ、自分の見たことが信じられない…的な。

録画を見返したりネットで感想を読んだりしたら少しは落ち着いたけど、やはりやりきれない気持ちで一杯です。でも、アンクちゃんの消滅以外のことでは割と満足する終わり方だったので、なんだかとっても妙な気持ち。

ドクター・鴻上会長周辺は確かに掘り下げが足らなかったというか色々とぶんなげてしまっていたとは思うんですが、あまり作品中において「謎」として提示されていなかったような気がするので、自分はその辺の描写不足はあまり気にならなかったかなー。それよりも田崎さんの演出の好みじゃないトコロ*1と、尺の足らなさの方が気になりました。



アンクちゃんについては、これがグリードと人間との差の限界かなー、と。「いのち」を欲しがるアンクに、真のオーズの奇跡の力とかなんとかで、安易に「いのち」を与えるべきではないと思うわけですよ。人間とグリードとの差は靖子にゃんが散々描いていたことだし、それを貫徹したことに関しては個人的には納得しています。哀しいけどさ。
まー、それでも、自分はアンクファンなので、映司が掴むことが出来た腕の中にアンクが居ないのはひっじょーに哀しいワケですが、映司は人間として人間の世界に戻ってきて地に足をつけて生きていかなくてはいけないので、グリードのアンクの腕を掴むわけにはいけなかったんですよね、きっと。
その辺、「うしおととら」の最終回で「おもしろかったよなあ」と悲しい表情のうしおが一変、晴れがましい表情になり前を見据えて歩いていくシーンを思い出してしまいました。…ってことは、ラストの腕アンクの霊体(?)は、うしとらラストの「ひょっとして、いつの日か…」的なイメージのあれだったりするのかしらん?? 


でもでもでも、映司にアンクの言葉(お前が掴む腕はもうオレじゃないってことだ)を一蹴して欲しかった…という感情も捨てきれません。もうそこんとこ、理屈じゃないんだよー! ひなちゃんの「映司くんも、アンクも、お兄ちゃんも」の欲望もゲンミツには叶えられてないしさー!! 映司がラストにアンクの割れたメダルを握りしめて旅しているのは、アンクに「いのち」を与える方法を探しているのであって欲しいし、アンクの霊体も、幻でも映司の思い出のイメージでもなく実際のものであって欲しい!


と、いうわけで。今たいへん混乱している状況ですが(アタマの中が)、オーズキャスト・スタッフのみなさんには感謝の気持ちで一杯であることは確かです。
一年前にはこんなにハマってしまうとは思いもしませんでしたが、この一年間楽しませて頂いて本当にありがとうございました! 欠点も弱点もいろいろあった作品だとは思いますが、自分はそんな「オーズ」が大好きです。

*1:ストップモーションが気持ち悪い&映司・アンクの落下シーンがいまいちかっちょわるい