かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 オーズマラソン終わった!

今日よーやく、オーズ3話から46話までのイッキ見マラソンが終了いたしました。こんなに連続して平成ライダー観たの、「剣」で平成ライダーにハマった時に過去平成ライダーをかたっぱしから漁って以来のことだよ!(笑)

いやいや、一度はリアルタイムで観ているとはいえ、残すところあと2話の状態で最初から見返してみると受ける印象も違ってくるモンですなぁ。中盤に伊達さんが出てくるまでイマイチ印象に残るシーンが無いとか、後藤さんがヘタレすぎだとか、伊達さん登場以降も中だるみすぎだとか、リアルタイムでは思っていたのですが、こうして通しで見てみると実に無駄の無いつくりだということに気づきました。(※1000回記念の前後編は除く)

ものすごーくドラマティックなシーンは(あまり)無くとも、新しいコンボ登場やレギュラーキャラクターにまつわるエピソード(登場&掘り下げ)で少しずつ少しずつ描写を積み重ねてストーリーを進めていっているように見えました。んー、だから、登場人物が出揃った中盤以降に中だるみしているように見えてしまったのかなあ。かくいう自分もオーズにハマったのは、アンク(ロスト)登場でアンクちゃんが揺らぎ始めたあたりだから、もうちょっとシリーズ全体の構成にメリハリがあった方が良かったのかなあと今になって思ってしまいます。
でも、白倉さん言うところの“ライブ感”で「カブト」*1のようにしっちゃかめっちゃかになってしまうよりは、謎をひっぱらずサクサク進めていくやり方で(個人的には)正解だったのかなあと。オーズの場合は、「謎」というよりは登場人物の関係性や感情で46話までひっぱってきた感があるので、46話の映司とアンクの感情の吐露のシーンがより感動的に感じられたのだと思います。

でも、そうなってくると謎の解決というよりキャラクターの“落としどころ”で、この「オーズ」の印象というか評価が決まってしまうってことになっちゃうのかしらん。個人的には、ハッピーエンドが必ずしもストーリーにおいて最重要ではないと思ってるんだけど、こうしたオーズの特徴(?)からするとハッピーエンドが望ましくなってしまうのかなあ。…もちろん、アンクちゃんには幸せになってもらいたいんだけどね!(真顔)

岩永さんのオールアップ写真のりょんくんがアンクにはらしくないスウェット姿だったので、綾波水槽のように鴻上ファウンデーションの地下にアンクちゃんの器が培養(?)されてウヨウヨしているベタなネタを思わず想像してしまうくらいに必死です。もしくは、映司くんとひなちゃんの「欲望」がアンクの新たな器を生み出すとか、鴻上会長が「アンクくん、ハッピーパースディ!」で〆るとかありがちな展開でもいいからさ〜! 
そんな、どんなご都合主義的展開でもアンクちゃんに生き残ってもらいたいという気持ちと、綺麗に無理なく納得出来る展開で終わって欲しいという気持ちが入り混じってザワザワします。最終回はリアルタイムで観れるように手筈は整えておいたので、ホント、終わってから「こんちくしょー!」という気持ちにならないように祈ってます…orz

*1:念のため、自分「カブト」好きですよ!(笑)