かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 映司の欲望・アンクの欲望

ふたりの欲望について、昨日からつらつらと考え中。

「映司の欲望」に関しては現在上映中の劇場版では描かれているらしいけど、今のところテレビ本編ではハッキリとは表現されていないんだよね〜。但し、ユニコーンヤミーの一件と今までの映司の言動からすると、「世界中の人達を助けたい」とか「仲良くしたい」的なことじゃないかと推測されます。
しかし、過去の事件が原因で「手の届く範囲で人を助ける」という極めて限定的なモノに変化してしまっているので、そこんとこの固執というかワダカマリを捨てれば、自身のグリード化をくいとめる立派な「欲望」足り得るんじゃなかろーか…と勝手に思ってるんだけと違うかなぁ。
…そもそも、「信吾さんを助けたい」っていうのは、映司自身の「欲望」には該当しないのー?? うーん、そこんとこよくわかんなーい。それは飽くまで他人(ひなちゃん)の求めに応じてのことだから、映司自らの(自発的な)欲望じゃないってこと??

誰に求められるでもない、映司自身の「欲望」じゃないとグリード化は止められないのだとしたら。それは、先程も述べた通り彼自身の「手の届く範囲」を超えて、自分から手を伸ばすこと・伸ばしたいと思うことなんじゃないかなぁ。
そして、極めて個人的な願望になってしまうけど、その「範囲」*1を超えて手を伸ばす先にはアンクちゃんが居て欲しいなあ…などと思うのは甘いでしょうか。あ、この前アンクちゃんがロストに吸収された時のレスキューはノーカウントってことで、ね。アレは飽くまでアンクちゃんが助けの手を求めていたからであって、それが無ければ映司は助けに行ってたかわからないしー(ヒドッ!w)

まー、アンクちゃんのわかりやすい(?)欲望はともかく、映司の欲望についてはもっとわかりやすく掘り下げて欲しかったなあという気持ちはあります。極めて悲しい存在である筈のグリード達の五感に関してのアレコレも、ね。

でも、なんだかんだ言っても、自分は一介のアンク萌えに過ぎないので、結局は設定的なアレコレより心情的に納得出来るものがあればどんなラストでも満足してしまいそうなんだけどねー(笑) 確か、電王の最終回でもそんな感想を書いていたので、今回も同様の覚悟はしておきます…。

*1:範囲っつーか、映司は人間とグリードとは非常にハッキリ区別してたからさあ…