かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 Fantasy on Ice 2010 in Fukui その2

ジョニーのネックレス事件

それは、11日昼公演の第2部に起こった出来事でした。
ジョニーの次に滑ったペシャブルの演技が終わった後、突如会場照明が明るくなりステージ上にスタッフさんが登場。「ジョニーのネックレスが演技中に切れて見つからないので、ショーを中断してリンクの中を捜索させていただきます」というような内容のアナウンスが流れ、大勢のスタッフさんとジョニーと何故かトマシュがリンク上に現れ、ネックレス探しが開始されました。

…しかし、杳としてネックレスの行方はしれず、スタッフの焦りが見える中リンク上に現れたのがなんと、我等がプルシェンコさん
ジェーニャも探すのか!と思いきや、リンクの外周を滑ったり、ジャンプの練習をしたり、プレミア席のみなさんと周回ハイタッチしたり、探すフリ*1をしたり、お客さんの双眼鏡を奪ってリンク内を捜索したり、しまいには2A跳んでたりもう、やりたい放題してました(笑)
スタッフさんも、そんなスケーター達の行動を実況中継(あそこのひとはお愛想振りまいてらっしゃいますね〜、等w)したりして、お客さんを飽きさせないようにつとめていらして中々好感が持てました。
よくよく考えれば、ジェーニャもお客さんの為にさーびすさーびすぅ♪してたんだろうけど、リアルタイムで見ていた時は「ジェーニャ、なんてフリーダムな人なんだろう…」としか思いませんでしたよ、自分w
結局、10〜20分くらい?捜索後に無事ネックレスは発見されました。アイスショーでこんなハプニングは初めてでしたが、なかなか貴重な経験が出来てちょっと嬉しかったです。ジョニーはじめキャストとスタッフの皆さんは大変だったでしょうがね…!

ジェーニャの雄叫び

FaOI新潟でも、ジェーニャがアクロバットペアの演技中に興奮の雄叫びをあげていたのは聴こえてきましたけど、席の関係上一度もその姿をおがむことは叶いませんでした。
し・か・し!今回は、よーやくそんなジェーニャの姿を見ることが出来ましたよ!これまた、日曜楽公演の2部アクロバットペアの時だったんですが、叫び声が聞こえたのでそちらの方(プレミアAとBの間の入り口付近)に目を向けると、案の定ジェーニャが走り去る所を目撃してしまいました。えーと、ピンポンダッシュして逃げるお子さんのようで(失礼!)、かわいかったです。

ジェーニャのお客いじり

トスカの時プレミアBの観客にちゅーしたのは書いたけど、ジェーニャはそれ以外にもしでかしてくれました(笑)
フィナーレ後、ランビ・荒川・羽生くんのジャンプ合戦があり、ジェーニャもそれに加わるかのようにリンクの中央に飛び出してきたのでジャンプで〆てくれるのかな?と思いきや。
先ほどちゅーした観客の近く席の観客(※同一人物ではない)をじろじろ見たかと思うと、なんとその中の一人をリンク上に引っ張り出し抱き上げてぐるぐる回りはじめまして! その女性、あまりのことに席戻った後腰抜かしてましたよ!
それにしてもフリーダムここに極まれりというか、流石のおにゃのこ好きというか…。なんか、ジェーニャらしいなあと妙に感心してしまいました。

んでもって、トスカのちゅーについてネット上で感想をちょろっと探してみたところ、あんま評判良くないっぽい? 「トスカ」でおふざけは好ましくない、的な。 
…んー、そもそも、今回は競技の「トスカ」とは違って飽くまでEX仕様の「トスカ・ファンタジー」だしなあ。あと、プレミア席正面で演技を見ていた限りでは、ふざけてちゅーしたというよりは感情の昂ぶりに身を任せたあまりの行動にも見えたし。何しろ、楽のトスカはパーフェクトといってもいい出来だったので、本人もモノスゴイテンションの高さだったしねー。
そのテンションの高さからはジェーニャのスケートに対する意気込み*2が感じられ、それら数々の行動も自分には非常に好ましく映りました。
最近トライしている旧技・新技(?)についても、「やけくそ」ってんじゃなくって“一度は真剣に引退を考えた身なんだから、やれるもんなんでもやったる!”的なポジティブさの表れだと思うんだけど、どーなんでしょね。

ま、ともかく、生ジェーニャを当分見られないだろう自分が見たラスト演技が、この楽公演のもので本当に良かったと思います。
幸せだ!

*1:おむつせっぼの時やってたような、目の回りにわっかを作ってキョロキョロする動作をしてました…

*2:なにしろ、当分の夢はソチで滑ることだし