かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 クイック・ジャパン86

「クイック・ジャパン86」、昨日ようやく読了。

「未来は今」という番組自体、9月上旬の全国放送まで見ることが出来なかったので、関西地区での放映時の感想や神戸での上映会の様子などはなるべく目に入れないようにこころがけていました。なので、ほぼまっさらな状態で番組を見たその結果、混乱・困惑することしきり…の状態で。いやはや、なんとも色んな意味でヤラれました。

なにに困惑させられたかというと、単なる「ドキュメンタリー」番組だと思っていたら、その取材対象だけでなく取材する側(未來さん)にもスポットが当てられていたこと。更に、ドキュメンタリーとドラマを組み合わせた「セミ・ドキュメンタリー」という構造になっていることは理解出来ても、実際視聴してみるとドキュメンタリー部分とドラマ部分の境目が殆ど見受けられないこと。

そんな混乱・困惑を、このクイックジャパンの特集がすっきり晴らしてくれました。映像で見てしまうと、とにかくダイレクトに未來さんのナマの感情が突き刺さってきてしまうので、今回ばかりは適度な距離感を測って表現してくれる文章のありがたみをしみじみと実感いたしました。おかげさまで、ようやくこの番組に対して自分の中で消化出来た気がします。

それにしても。
3日間という撮影スケジュールに対する苦肉の策がこういったカタチで結実したという事実といい、この全国放送をたまたま目にしたのがQJ編集長だったという事実といい。この番組に関しては、なにか不思議なめぐりあいが働いているような。
来年制作されるという関連番組も、見守っていきたいところです。