かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 秋の堺雅人祭り第一弾・「南極料理人」

昨日、「南極料理人」2回目を観てきました。
サマーウォーズ」2回目とどっちにしようか迷ったんですが、栄ばあちゃん+カズマ萌えおっさん+美味しいモノ燃えを天秤にかけたところ、後者が微妙に勝ったというわけで。体力があったらサマーウォーズも観たかったなあ…。


2回目を観て初めて、何故この作品に惹かれたのかがわかったような気がしました。
なんというか…この作品の舞台である「ドームふじ基地」って「男子校」みたいだな、と。
まあ、男子校というには登場人物はトウが立ち過ぎているけど(笑) そんな妻子持ちのイイ年こいたおっさん達が、氷原にシロップでラインを書いて三角ベースをしたり、伊勢海老フライにウキウキしたり、レオタードの体操おねえちゃんの録画ビデオにデレデレしたり、節分の豆まきや誕生祝いでバカ騒ぎをしているのを見ると…妙に癒されるんだよな〜。この「男の世界」が、異性にとっては決して手が届かないアコガレ(?)の存在だからなのか、微笑ましいやらいとおしいやらで。

あ〜、やっぱり癒されるわ〜(by P子)


もちろん、ドーム基地の面々にまつわる「男の世界」だけじゃなくって、主人公の料理人・西村を取り巻く家族の物語であることもこの作品のよさに一役かっているわけだけど。
1回目を観た当初は、この奥さんと娘さんは西村くんに冷たすぎる!なんてヒドイ家族なんだ!と憤ったけれども、物語が展開してゆくうちに奥さんも娘さんも実は西村くんのことが大好きなんだなあ…ということが伝わってくるし。2回目に至っては、奥さんも娘さんも重度のツンデレにしか見えなくなってしまいました(笑) この作品に出てくる子供達って、妙に醒めてるあたりが現実的でいいよなあ。


堺さんも、振り回され主人公(?)タイプの人物がよっくハマってました。目は笑っているけど、その笑いがどこか虚ろなトコロがなんとも。堺さんのことは作品外でのことはよく知らないのだけれども、あの、笑顔の中に何か隠し持っていそうな雰囲気がちょっと気になります。

そんな堺さん、今度のばんゆーきでは笑みを浮かべつつ上川さんを操る役を演じられるそーなので楽しみです。流石、「喜怒哀楽をすべて笑顔で表現する男」w