かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 やっぱりクワトロたーいにもえ!

7月末にNHK-BSで放映された「宇宙世紀大全」の録画の整理をしていたら、つい新訳Ζに見入ってしまいました。
劇場公開時は、旧画と新作画の差やTVシリーズとの差異が気になったりしてあまり乗り切れなかった覚えがあるんですが、改めて見てみると上手い具合にTVシリーズの内容を忘れているせいか(笑)、これはこれで面白いじゃないですかー!
まだ「星を継ぐ者」ラストまでしか観ていないんだけど、そこのアムロとシャアの邂逅シーンがキラキラしすぎていて、感動的でありながらも妙に笑えたり、カミーユのキレっぷり*1が思いの外爽快だったりして意外でした。


そして、なんといってもクワトロたーいがヨイ!
あのみょうちくりんな赤い*2ノースリーブのコスチュームといい、黄金色なのにあまり強くない(ように見える)百式といい、強いのか弱いのかよくわからない微妙な戦闘能力といい、カミーユに修正されて泣いちゃうあたりといい(…って、新訳にはなかったか)、あの煮え切らなさというかヘタレっぷりがもんのすごくいとおしく思えてきます。
オリジンのシャア編〜開戦編あたりの鬼のようなカリスマカッコよさもいいにはいいんですが、カッコいいだけじゃここまで人気は出なかっただろうなー。クワトロたーいの迷走っぷり、CCAのそーすいの血迷いっぷりがあってこそのシャア・アズナブルですよ!


肉親や家庭環境にまつわるトラウマに囚われていて、大義名分を振りかざしながらもその実個人的感情で動いているだけのキャラってのが、もんのすごく個人的にツボなんだな〜、とつくづく思い知った次第でありました。このヤマイは一生治るまい。

*1:TVシリーズ程じゃないにせよ

*2:自己顕示欲アリアリ