かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 官僚たちの夏

http://www.tbs.co.jp/kanryou09/


初回は見逃してしまったので、2話はなんとか視聴。


んー、期待していた程重厚じゃあない、カモ?キャストは渋ドコロを揃えてあるし、出来る限り昭和30年代当時の雰囲気を出そうとしているのは伝わってくるんだけど、なんだかちょっと想像していたモノとは違ってしまっている感じ。
一緒に視聴していた父(1話も視聴済)は、焦点が定まっていない、要するに脚本が下手だ!というコトをぶつくさ言っておりました。当時を知る年代にとっては、やっぱりリアリティの無いナマ温い物語になってしまっているんでしょうか。当時を知るよしも無い自分が見ても、ちょっと雰囲気ががさがさしているというか、落ち着きが無いように感じられてしまいました。


ドキュメンタリーじゃないのに、やたらと当時の映像を多用するのも疑問を感じます。そんなことしたら、ドラマと当時との温度差が生じて余計ドラマ自体のリアリティさが損なわれる危険性があるような〜。「ドラマ」として描きたいんなら、そこんとこ多少ムチャしても作品自体の雰囲気とノリで描ききるべきだと思います。まぁ、予算も無いんでしょうけど…。
題材が「官僚」ってのも今のご時世には合わないのかもしれませんね。「プロジェクトX」も、官公庁や特定団体をとり上げる時もありましたが、基本的には民間企業がフィーチャーされてたような気がするしー。


せめて、ナレーションが田口トモロヲさんだったり、主題歌が中島みゆきさんだったりしたらもうちょっと雰囲気が出てたかもしれないなぁ〜(笑)
それでも、渋オヤジ満載のドラマは貴重だしキャストはやっぱり良いし、この時代に興味はあるので出来る限り視聴は続けてゆきたいと思っております。決して、キライなドラマじゃないんだけどなぁ〜。惜しいなぁ。