他人事ではない

http://www.nhk.or.jp/osaka/mirai/index.html

「未来は今」の上映会、今日だったんですよね。
自分は、元々用事があったのと金欠なのとその他諸々の葛藤があったので行きませんでしたが。今思うと参加したらしたで、未來さんなりの震災への答えが聞けたんじゃないかと思って、ちょっと後悔しております。

今、自分が住んでいる土地は、日本で最も地震のリスクが高い土地でもあります。物心ついた頃から、地震はいつ来てもおかしくない、明日来てもおかしくない、と常に言い聞かされて育ちました。小学生は学校の椅子の背もたれに「防災ずきん」を常にかけておくのがならわしでした。今、自分も、防災ずきんを座布団代わりにしてPCに向かっております。

日本のどこかで地震が起きる度に、車の中とベッドの下にある防災グッズを点検します。やはり、この日本に住んでいる以上、「地震」というものは他人事ではないという心構えがどんなヒトにも必要だと思います。
但し、地震はどんなヒトにも平等に降りかかるとは限りません。ある意味、有事の際こそが社会の歪みを最も映し出す瞬間なのかもしれません。

だからこそどんなヒトも、過去の経験を聞くこと、そして一時でもそれを共有することは決してムダではない…。今はそう、思います。

実は自分自身、放映地域外なのを言い訳に未だに放映を見ておらず、題材が題材だけに積極的に見ようとする努力もしておりません。今回の未來さんの様子を漏れ聞くにあたって、自分の中にも今作品を見る勇気が湧いてきました。

今更かもしれませんが、全国放送を切に望みます。