かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 相棒Season3 #16〜19(最終話)

第16話 人間爆弾

栄一、再度登場。それにしても、彼の「逆転裁判」の矢張なみのダメ男&トラブルホイホイっぷりはスゲエなー。
そこで、ふと思ったんだけど。相棒メンバーを逆裁キャラに当てはめてみると…。さしずめ成歩堂は薫ちゃん、御剣は右京さん、千尋さん(&真宵)は美和子、狩魔豪は小野田ってセンはどうだろう?うわー、検事サイドが強力すぎて、弁護士が勝てる気がしないわ(笑)
ま、それはさておき、この犯罪の手口は中々アリかも。でも、犯行現場の近くにいなきゃいけないってのが、致命的だよなあ。砂本さんの、エンタメ&アクロバティックな路線の脚本も結構好きですが、もうそれが見られないってのが悲しいトコロです…。

第17話 書き直す女

この回見ると、寿司が食べたくなりませんか。つまみ食いする美和子の気持ちもよっくわかるよ、うん。
脚本家VS演者というテーマも見物ですが、今回の舞台っぽい雰囲気といい、どこか「古畑」っぽい気が致しましたよ。メインの女優さんが大物だから余計そう感じるのかなー。まあ、トリックといい、被害者が実は加害者だったという逆転の発想あり、中々楽しめました。

第18話 大統領の陰謀

あの、どうでもいい話なんだけど、「自由共和国」のテーマ曲らしきものがとっても気になります…。妙に耳に残るんすよ、あの曲。
それはいいとして、浅倉再び・汚名が晴れて良かったねの巻。あの記憶喪失浅倉がかぶってた、ロシア帽についてのナゾも明かされてよかったですよう。薫ちゃんと美和子と浅倉、例え浅倉があんな風に死んだ後でも、「親友」として語れる間柄ってのが羨ましいです。でも、もう浅倉ガラミの話はないんだろうな〜。ちょっと残念。

最終話 異形の寺

シーズン最終回恒例、スペシャルだったわけですが、なんとも今回はスケールが小さいような、あんま最終回っぽくないスペシャルでしたねえ。しかも、題材がトランスジェンダーってことで、シーズン2の同性愛問題といい、シーズン2&3の近親相姦といい輿水さんのボウケンっぷりに感じ入る次第であります。
しかも、生物学上では「男」の人を尼寺に隠すって、大胆すぎるトリック(…といっていいのだろうか?)が凄すぎる。もう、この回はミステリ云々よりも、雀蓮の生き様・蓮妙とのやりとりに思いを巡らすのが正しい見方かと。ホント、誰も悪くないのにね。ある意味、サブタイトルである「異形の寺」って、最大のネタバレであり、見終わった後は「異形」と言い切ってしまいたくない気持ちにかられるような…。
薫ちゃんについては、男を上げた状態でシーズン4に続く…という感じでよろしいんでしょうか。薫ちゃん関連についても、なんともはっきりしない終わり方でしたなー。
と、いうわけで。シーズン3の私的ベストは…

  • 1 警官殺し(#13)
  • 2 双頭の悪魔(#1〜3) 
  • 3 潜入捜査(#9)
  • 4 女優(#4・5)
  • 5 殺しのピアノ(#15)

次点はありふれた殺人、書き直す女くらいでしょーか。とにかく、「警官殺し」には参りました。あー、もしかしたら制服組が沢山出てくる話は、基本的に弱いかな。
それと、小野田の出番が少ない上、出番があってもイマイチねっとりさに欠けて物足りない気が。ああ、シーズン1の小野田は良かったなあ。新シーズンでは、小野田の出番をもっとぷりーず!!