アフタースクール

http://www.after-school.jp/index.html

ここ静岡県ではMOVIX清水でしか上映してないんで、ナマ水谷さんついでに（もちろん作品自体に興味もあったんで）観て来ました。
一言で言うと「やられたー！」という作品ですね。もちろんイイ意味で。ミニシアター系でここまで盛り上がってる作品っていうと、去年の「キサラギ」を思い出しますなー。自分的には、「アフタースクール」の方が「やられた感」は高いかも。でも、なんか妙なひっかかりを感じるのもこっちだったりするんだけどね…。
この作品は、ネタバレされるとあんまり面白くない気がするんで、あんまり内容については書かないけど、まあちょっとだけ。
井上敏樹の言葉を借りると…
「お前の言ってる事は正しい。だが…気にくわない！」
と、主人公・神野の例のセリフに言ってやりたいナ。どーも、オイラみたいな根っからのヒネクレ者は、蔵之介演じるヤサグレ探偵（くずれ）に妙なシンパシーを感じてしまってさ。
もちろん、くだんの探偵とは違って、自分はまっとーに生きてる（つもりの）小市民ですが、「勝手にひねくれ」るのはその人の持つ、どうしようもない素質ってモノもあると思うんだよ…。人間、神野みたいに生きられるヒトばっかりじゃないのよ…。もちろん、彼のように生きられるのが理想かもしれませんが、ね。
それでも、本作品が面白い作品であることは間違いないかと。上記のようなひっかかりがあるんで、「好き好き大好きー！」ってほどじゃないけどねぇ。