9月を前に、電王に望むこと
もうすぐ9月ですねえ。平成ライダーもクライマックスに向けて展開してゆく時期ですよ。
正直、電王に関しては今までの平成ライダーよりあまり謎解きとかバトルとかに重きを置いていない印象なんで、自然と「上手く終われるかなあ…」という心配も少なくなるわけですが。それでも、やっぱり広げた風呂敷を上手く畳んで終わらせて欲しいという欲求はありますよ。やっぱり、終わりよければすべてよしというか、上手く物語が終着点に着地してくれないと、単なるイチ視聴者としてもやっぱりキモチが悪いわけでして。
ちなみに、過去の平成ライダーに関して自分のラストまわりの印象としては。（※響鬼は見てません）
- クウガ→あれっ、1話抜かしたっけ？（個人的には最終話は拍子抜け）
- アギト→世間的にはラスト5話は不評らしいが、個人的には上手くまとまってるかと
- 龍騎→賛否両論らしいけど、個人的には可。つーか、真司のアレは泣いた。最終話も泣いた…
- 555→ホントに終われるのかと思ってたら案の定無理矢理終わらせたカンジ
- 剣→ティターンのくだりはアレだけど、あのまとめ方はスゴイ
- カブト→ネイティブ関係は正直取ってつけたかのように感じちゃうんだけど、擬態ちゃんはもっと上手く使えたと思うんだけど、ラストの巨匠演出も正直脱力するんだけど、でもこれが「カブト」だと言われれば納得しちゃうんだけど
自分で総合的に納得してんのは「アギト」と「龍騎」と「剣」かなあ。トータルで見て、平均点が高くてそつがないのは「アギト」。センセーショナルで賛否両論だったけど個人的には花丸の「龍騎」。最初のグダグダとあちこちの整合性を考えずに後半の勢いと妙なキャラクター性（＝橘さん）と後半のアツさを押すなら「剣」。
これから「電王」が、トータルでどのような評価になるのかはまだまだわからないけど、少なくとも少ない謎解きは全て解決して、キモチよい終わり方にして欲しいと思っとります。ゼロ組好きだけど、なんとなく悲劇が待っていそうな気もするけど、物語が気持ちよく終われるなら彼らの犠牲も止むを得ないかと。そして、もーちょっとアツい戦闘が見られれば言うことはありません。なんか、イマジン戦で印象に残ってるバトルがあんまりないんだよなあ…。
ともかく、9月まであともうちょっと。泣いても喚いても放映終了まであと5ヶ月弱。スタッフ・キャストのみなさん、気合入れて面白いものを創ってくださいませ。
