かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 ゲームメーカーってやつぁ

ああ、もう一点だけ言いたいことがあった。「逆転裁判4」は、シリーズ中一番の出荷数だそうだけど、それは決して「デキがいいから」ってわけじゃないからな!今までのシリーズが積み重ねた実績のお陰だからな!…と自分は思ってます。まあ、色々と評判の悪いFF8が、FFシリーズ中で一番出荷数が多かったってこととおんなじだよな。(アレは前作のFF7が人気あったからで…)
カプンコは、人気作の続編を作るのが下手だ…と世間ではもっぱらの話だそうですが、ソレは他のメーカーでも同じだと思うなあ。自分の経験から言うと、「幻想水滸伝1・2」のあとの「3」とか。「女神異聞録ペルソナ」の後の「ペルソナ2」とかでかなりダメージをくらった覚えがありまして。幻水4も5もいつの間にか出てるみたいだけど、やる気すらおこりゃしねえ。(ペルソナ3も同じく)
まあ、人気作品の続編というモノはリスクが少ないので、どのメーカーもこぞって作りたがるってのは理屈ではわかってるんですが。加えて、関連商品もゾロゾロ出したがるってのもわかっちゃいるんですが。でも、その構図は「逆転裁判」という近年稀に見る良作では見たくなかったんだよー!
ファンブックってなんじゃありゃ。アンジェリークラブラブ通信や幻想真書ですか?オフィシャルアンソロジーってのも意味不明。あーいった商業アンソロって、本当にその作品が好きな作家が執筆しているわけじゃないんで読んでも面白くないんだよ!限定版商法もなんだかなーというか。なんつーか、例の女プロデューサーに変わってから「作品」としての完成度でなく、「商品」としての売り出し方ばっかり強調されているようでもう、うんざりなんだよ!
いくら発売日がいくら伸びようと、「作品」のクオリティが高ければユーザーは満足するんですよ。プレイヤーが求めているのは、「面白いゲーム」なんだから。でも、クリエーターがクオリティを追求するあまり納期が延期しまくるようじゃメーカーも困るのはわかる。結局は、モノ作りの現場とメーカー上層部のせめぎあいなんだろーなー。(某松野氏も某FF12でそうだったのかもね…)
まあ、いちユーザーが世間の片隅でこちょこちょ文句を言おうがどうしようもないことなんだけどさ、こんなんじゃ益々年々やりたいゲームがなくなってくるよ…。はあ。