かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 面白いわん

中断していたFF12を再開。とにかく、アチコチで賛否両論かますびしい感じのFF12。一回触った時は正直、んー?ちょっと微妙ーな印象だったのだが、今回ギーザ草原でパンネロがパーティに加わる黒水晶のイベントまで進めてみた。
…なんだ、面白いじゃん。
もうちょっと進めてみないとバトルの本質はまだわからなそうだけど、なんでこれであんなに喧々囂々なことになるかねえ。ベイグラなんて、序盤でスライムやミミックに殺されまくりだったぞ!それに較べると、すっごくユーザーフレンドリーに作られてるじゃないの。所詮、(おそらくFF12に文句を垂れていると思われる)7以降のFFユーザーなんつーのは、ムービー垂れ流しいーのお仕着せゲームに慣れきった層が殆どだったのかねえ。それともアレか、いわゆるひとつのゆとり教育の弊害」っちゅーヤツですかねえ〜。
いや、自分もFF7・9・10は好きだったには好きだったんだけどね!!でも、自分をはじめとしたゲームウォッチファミコン世代にとって、ゲーム上の「物語」って、(かつては)あまり重きを置かない存在だったと思うんですがねえ。だって、TVゲーム黎明期のゲームって、キャラクターと設定はあっても「物語」なんて無いに等しいモノだったしさ。なんか、もう自分(=プレイヤー)がそのゲームの主人公となってそのゲームの世界を体験するだけで楽しいー、っちゅーモンだったんだよ!けれども今のゲーム・特にRPGなんて主人公=自分じゃないやん。しっかりと「お話」が出来上がっていて、それにプレイヤーが介入する必要がないというか。それに拍車をかけたのが、プレイヤーに対するご褒美という名のムービーイベントなんだけどさ。
…ここまで書いてきて、ナニを自分はムキになっているんだとちょっと冷静になってみたりして。ともかく、FF12の原案者である松野泰己氏は、現代のゲームを取り巻く状況下に在って、割とそこんとこ判ってる人の一人だったんじゃないかと。「ゲームにストーリーは必要ないのでは」ってベイグラ発売時の電撃王の対談(元カプコン岡本氏との)で仰ってたしさ。なにしろ、ベイグラなんて特にチェインを繋げてリザードマンかなんかをボコってる時なんぞに思わず「ああ、アタシ今、レアモンデで戦ってるーッ!!」ってなっちゃったんです(←宇能風に)という感じで。(いやもう何が何だか)
ああもうまとまりつかないな!とにかくFF12は面白かったので、3月中にはムリでも5月の連休までには何とかケリをつけたい所存なのであります!