かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 スラムドッグ$ミリオネア×GOEMON

※結構「GOEMON」についてボロクソに書いてあります。あしからず!


http://slumdog.gyao.jp/

先週観た、「スラムドッグ$ミリオネア」。本当に、ケチのつけようのない面白い作品でした。
これだったら、世間の高評価も頷けますよー。ただし、デキがよくって、あんまり自分に接点がない物語だとイマイチ感想が書けないんだよなあ…。

それに対して、今日観た「GOEMON」は…。もう、ツッコミどころしか無いというか(笑)

http://www.goemonmovie.com/index.html

映像が、スクエニ第一開発部が作ったファイナルファンタジー(もどき)みたいだったよ!映画がゲームに負けてどうすんねん。


※参考動画:FF13


「GOEMON」観て、いかにスクエニのFF開発部が優れている*1かよっくわかりました…。最初の方、五右衛門と才蔵が戦ってる草原のCGが特にヒドかった気がします。確か、草のそよぎの表現って手書きアニメでも難しいというインタビューを昔読んだことがあるような気がしたんだけど(魔女宅かなにかで)、あそこまであからさまなCGだといっそすがすがしいわ。
彩度を落とした画面もキモチわるーい。なんか、自分がデジカメで撮った写真を画像ソフトでいじってて、ウッカリ手元がすべって「あっ、まちがえちった★」みたいな色合いなんだもん。お陰様で目とアタマ痛くなっちゃったよ。
ストーリーも、すんごくベタな割りに途中まで「GOEMON」ていうより「SAIZOU」みたいだったしさ。主人公・五右衛門もっとがんばらんかーい!江口さんはカッコいいのになあ。
ラスト付近の、信長の甲冑を身に纏って五右衛門爆走、のあたりは突然の日蝕(何故?!)ってこともあってベルセルクかと思った…。囚われ(?)の茶々はクラリスみたいだし、茶々と五右衛門の思い出の場所がFF10のマカラーニャ湖にそっくりだしー!

※参考動画:FF10

すてきーだーねー♪懐かしいな、「世界一ピュアなキス」w 
なんつーか、色んな要素がツギハギされている割には元ネタに対する思い入れであったり、アクション(チャンバラ)に対する情熱ってものが感じられないのもちょっとなあ。アクションが、早回しみたいなんだよね。すんごく軽いし、生身の人間の体温が感じられないんだよー。
折りしも仮面ライダー(電ディケ)も公開中だから、「生身の人間のアクション」に興味がある方は比較してみると面白いかも。東映の特撮はお子様向けといっても、ライダーは特におおきいお友達向けと言っても過言じゃないからなあ…。ちなみに、自分はまだ電ディケ観てません。昨日観ようと思ったら満員で入れなかったんだよう。

というわけで、特にツッコミたいところをずらずらと挙げてみました。お好きな方には申し訳ありませんけど、自分がこんなにブログでツッコミ入れたくなる作品も久しぶりなんで…(笑)
江口さんファンには、この「GOEMON」より5/16から公開の「五右衛門ロック」の方が断然!オススメかと。

*1:近年の映像&ストーリー偏重の流れは個人的にはあんまり好みじゃないんだけど