かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 春のくどーさん祭り第一弾・少年メリケンサック

http://www.meriken-movie.jp/

一昨日、丁度TOHOシネマズが1000円の日だったんで、観てきちゃいました「少年メリケンサック」。
いやま、なんつーか、わかってはいたけれども、激しく人を選ぶ内容でした(笑)。まー、取り敢えず、バンドモノである以上にウンコ・シッコ・チ●コ・ゲロ・ケツ丸出し・バカップル・身●者ネタなどがゴロゴロしてるんで、おげふぃんな表現がニガテな人は避けた方が吉かも。
かくいう自分は結構好きですけどね、この映画。くどーさん監督第一弾作品「弥次喜多」ほど衝撃的じゃないけど、こないだの「舞妓」*1よりはヌルくなくってさ。
まあ、そっちの方向のツワモノだらけの中で、観客と同じ目線に寄り添って物語を成立させているのが、あおいちゃん演じる主人公・かんななので、あおいちゃんあっての作品だなー、というのも強く感じましたよ。並みの女優じゃ、この作品の主人公はムリだってばよ〜。
キャストについては、佐藤浩市サマのヨレヨレ姿がお素敵だったり、ユースケがホモだったり、勝地くんのうさんくさいサワヤカさがクセになったり、まあ皆濃ゆいわけですが。その中でダントツに凄いと思ったのは、田口トモロヲさんだったな〜。トモロヲさんのお仕事は、プロXのナレーションくらいしか触れたことはなかったのですが、あそこまでハッチャけた人だったとは!
物語の内容については…。まー、結局、人間って変わらないイキモノなんだなあというか。ジミーさんが音楽によって再生(?)していったのに、ラストあーなるのが(ギャグでオチてる?けど)破壊的だなあというか。
うー、上手く表現出来ませんが、「で、結局こーなるんじゃん!」的な、その生き方そのものがパンクってことでいいんでしょーかねえ。

も1回くらい観て、アタマの整理をしたい気分です。

*1:くどーさん監督じゃないけど