西洋骨董洋菓子店

何故か、2〜3日前から「西洋骨董洋菓子店」（もちろん原作漫画の方）熱が再発。んで、よしながさん自身が描く「その後」自費出版版をムショーに読みたくなってしまって困った。以前「永遠はありますか？」まで買っていたにも関わらず、「永遠は〜」で小野と橘の関係の終着点（？）が明確にされていたので安心してしまい、何故か全部売り払ってしまったんだよなあ。
自分は橘モエなんで、橘には幸せになって欲しいんだけなんだよー。なんで、「永遠は〜」での小野と橘の関係のケリのつけ方には、すっごく満足してたんですよ。でも、それ以降の続刊では千影と小野がデキちゃって、それが橘にバレてもう人間関係ドロドロ状態みたいになっちゃってるみたいで。いやー、ひとでなしの小野がどうなろうと構わないけど（ファンの方すみません）、千影と橘が不幸になるのはイヤだよー。
そこで思うこと。小野が「橘には魔性が通用しない」設定って、商業誌版ではあまり意味がないまま終わったカンジがするけど。もし、アンティークがよしながさんの作品でなくふっつーのBLモノだったら、この設定を生かしてこんなふうに終わりそうな気がする。
「小野が魔性のゲイになったのは橘のせいだから、その原因の橘と結ばれたら小野の魔性っぷりがおさまり、ふたり末永く幸せに暮らしました」
…なーんてね。どこの御伽噺だよ。こんな甘いのよしながさんは絶対ないと思うけどさ。あの小野っぷりを見ると、そりゃーないでしょう…。なにしろ、それじゃあソノ気がまったくないと思われる*1橘がかわいそう…というか、先ずありえないよ。
それにしてもいやー、どうなってんのか気になる。取り敢えず、来月30日はよしながさんスペースに既刊・新刊共に求めてすっとんでこうかと思ってます。

*1:「永遠は〜」の描写を見る限りではその可能性は無いと言い切れる