かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 ゲド戦記

イロイロな意味でウワサの「ゲド戦記」、TOHOシネマズでポイント貯めて無料で観てきました。うーん、某巨大掲示板とかでケチョンケチョンにけなされてるんで、どんな酷い出来なんだろーとちょっぴり(ワクワク)期待してたんですが。…思ったよりマシだったなあ。正直もっと酷いかと思ってたんで、拍子抜け〜。
と言っても、決して出来が良かったワケじゃないんだけどね!ジブリ作品って、通常だともっと作画良かったような気がしたんだが…絵自体があんまりキレイじゃなかったよ。これだったらハウルがカッコよかっただけ、ハウルの方がマシだったかも。物語自体も、ダラダラと台詞で進行していくというか…盛り上がるシーンが無いというか…爽快感が無いというか…。ある意味、無難なつくりにはなっているけど魂が無いというか。ぶっちゃけ、映像作品なり活字作品なり他の媒体なりにおいて、作者(制作者)が「オレはこれを表現したいんだー!!」という魂の叫びを感じ取るのが楽しみというか醍醐味なワケですよ。でも、このゲドには制作者の魂が無い。…少なくとも自分には感じ取れなかった。台詞が上滑っていくのをただ眺めているだけ。
まあ、来月上京した時に「時かけ」まだ上映してたらそっちを観て比較するのも楽しいかもね。結局、今回の上京時には時かけ観てこれなかったんで…。