かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 発売まであと3日

「他人の言葉に惑わされないで。 自分に自信を持って」
もしくは
「今更疑うものか。 私はお前を信じる!」

という、気分。
そう、某巨大掲示板の某板における、某松野信者のFF12スレを読んでいると、そんな言葉が脳裏に浮かぶ。
そもそも、私は元々FF12のシナリオ全てが松野泰己氏の手によるものだとは思っていなかった。ナンバリングFFともなると、テキスト量は膨大なものとなるだろうし、どうしてもシナリオ作成において誰かのヘルプが必要となるだろう、そう確信していた。だから、今回のフラゲ組による情報―松野氏以外の人物がシナリオを手掛けているらしい―は、私には思ったより衝撃を伴わなかった。しかし、やはり某スレで言われている通り、松野色が払拭されてしまう恐れがあることもまぎれもない事実であろう。
でも、ここで思い出して欲しい。そもそも松野ゲームとは何であったのか。松野氏がシナリオとゲームシステムを手掛け、吉田氏がデザインし、皆川氏がそれらを実機で再現する。更に秋山氏が演出をし、崎元氏が音楽を合わせる。松野氏が思い描いた作品を現実の物とする為に幾多のスタッフの惜しみない労力が注がれる。
それが俗に言う「松野ゲーム」であったならば、松野氏が途中降板したとはいえ、今度のFF12も間違いなく「松野ゲーム」と言えよう。コンダクターが途中で交代しても、各々の演奏者は紛れもなく今までの松野氏を支えてきたスタッフ達。プレイする前から、グダグダ言っていたら5年間血反吐を吐いて頑張ってきたスタッフ達に申し訳ない。
FFの発売は、謂わば数年に一度のお祭りと言いかえてもいいだろう。私はFF7、9、10、T、TAはクリア済みという中途半端なプレイヤーだが、やはり格別の思いがある。数年に一度のお祭りは数日後から。思いっきり、楽しみたいものだ。